いままでは下準備をしてきました。いよいよWordpressのインストールです。
# cd /tmp
# wget https://ja.wordpress.org/wordpress-5.0.3-ja.tar.gz
数値はそのときのバージョンになります。(今回はv5.0.3)
# tar -xvzf wordpress-5.0.3-ja.tar.gz -C /var/www/html
MaeiaDBにWordpress用のDBを追加します。使用するDB名はhoge_blogで、yujiアカウントで使う前提です。パスワードはfoobarです。
# mysql -h localhost -u root -p
Enter password:
Welcome to the MariaDB monitor. Commands end with ; or \g.
Your MariaDB connection id is 14
Server version: 5.5.60-MariaDB MariaDB Server
Copyright (c) 2000, 2018, Oracle, MariaDB Corporation Ab and others.
Type ‘help;’ or ‘\h’ for help. Type ‘\c’ to clear the current input statement.
MariaDB [(none)]> CREATE USER yuji@localhost IDENTIFIED BY “foobar”;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
MariaDB [(none)]> CREATE DATABASE hoge_blog;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
MariaDB [(none)]> GRANT ALL ON hoge_blog.* TO yuji@localhost;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
MariaDB [(none)]> FLUSH PRIVILEGES;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
MariaDB [(none)]> exit
Bye
#
Worpressのセットアップを行います。主にDBとのリンク付けです。
# vi /etc/hosts
127.0.0.1 wordpress 追加
# cd /var/www/html/wordpress/
# cp wp-config-sample.php wp-config.php
# vi wp-config.php
define(‘DB_NAME’, ‘hoge_blog’);
define(‘DB_USER’, ‘yuji’);
define(‘DB_PASSWORD’, ‘foobar’);
define(‘DB_HOST’, ‘localhost’);
define(‘DB_CHARSET’, ‘utf8’);
define(‘DB_COLLATE’, ”);
$table_prefix = ‘wp_’;
define(‘WP_DEBUG’, false);
これでサーバ自体の設定は完了です。続いてはブラウザでWordPressの初期設定になります。
http://192.168.0.200/worpress にアクセスし、以下を設定します(ようこそ画面)。
サイトのタイトル:そのまんまです。
ユーザー名:管理者のログイン名です
パスワード:そのまんまです。
メールアドレス:ログイン時などで、ユーザー名の代わりに使うことができるようです。
これらを入力後に「WordPressをインストール」を選び処理させます。
少しすると「成功しました!」と表示されて「ログイン」が出ますのでログインさせます(ログアウトしているらしい)。
これで記事が書けるようになります。
ということは、インストール終了です。
LAMPのセットアップは別のブログシステム(メジャーなところでMovableTypeなど)でも一緒ですが、ブログシステム本体は驚くほど簡単でございました。すばらしい。
これでWordPressのインストールまでが終了しました。かなり駆け足の記事になっています。先人の知恵をお借りした方が(ネットで検索した方が)良いかもしれませんが、ある程度Linuxの操作ができる方は、このくらいのあっさりした記事の方が良いかもしれません。
この後は設定をいじったり、マルチブログ化したりといったことになります。
それらは一通り記事にしていきます。